2021年 11月 29日
世界で一番美しい絵本 日々の祈り |
その絵本は、フランスの古いお城で大切に守られてきました。
600年もの間ほとんど人目に触れることのなかった幻の本。
王族が作らせた日々の祈りの本です。
アンティミテにこの度入ってきたのはその本の2/12ページを再現し額装したもの。
小さな本にぎゅっと閉じ込められた鮮やかな世界。
世界で一番美しい絵本と言われるものだそうです。
先日、お客様と扉絵かな~?と話題になっていましたが、本日、お店に入るなり、これを見て、あっ!これは!と気付き教えてくれた方がいらっしゃったのです。
(ネットで詳しく出てるから見て~との事でして、世界で一番美しい絵本のblog一部抜粋)
実物は美術の専門家すら目にすることの許されない門外不出の本だそうです。
最高級の牛皮紙に金やラピスラズリを絵の具にし、複数の画家が88年かけ描いた贅の限りを尽くした本。
中世の一年の月毎の暮らしが描かれています。
例えばこちらは7月。
麦畑と牧草地。女たちは羊の毛刈り。
翌年の麦畑はおやすみです。
羊が草を食べ土を回復させるのです。
という文字も丁寧に手書きされます。
カリグラフィの文字ですね。
当時ヨーロッパは戦争や疫病が大流行で日常に不安が溢れていました。
人々は宇宙や自然との調和の中に安らぎの日々を願ったのです。
そういったことで、絵本の上部には宇宙が描かれてたのですね。
今の時代も自然回帰がささやかれてるのも、こんな日々だからこそ、なんでしょう。
是非、複製品ですが、なかなかこんな機会はございませんので、ご覧になって帰ってくださいませ。
このことを教えていただいてありがとうございました。
良く一度見たのを覚えられてましたねと聞いたら、忘れられないくらいの衝撃だったから、絶対間違いない!と仰っていたのが印象的でした。
“ベリー侯のいとも豪華なる時祷書”
というそうですが、祈祷書は本来教会や修道院で使われる本。
そして、そのうち王族に…
と、やはり修道院要素が!!
修道院物語も祈りがテーマなので、この絵本は本当になくてはならないものだったんだな~とじんわり感じています。
12/3~は修道院物語 開催です。
12:30-17:30open
12:30-17:30open
嬉しくなっちゃって、すぐにでもお知らせしたくて、調べましたよ~!
そして、あと10枚あるってこと!
ロマンです。
詳しくは
世界で一番美しい絵本でネット検索くださいな。
by intimitemite
| 2021-11-29 21:37
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